よくある質問 一覧
こちらでは、当社がお客様から頻繁にいただく質問とその回答を掲載しております。左側のメニューから気になるカテゴリを選択いただき、質問をクリックして、回答をご覧ください。
総型バイト
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現在総型バイトを使用していますが、スローアウェイチップ化できますか?
はい、可能です。 総型バイトをスローアウェイチップ化する際、サイズや形状と被削材を考慮する必要があります。被削材が柔らかい場合はスローアウェイチップ化しやすくなります。 また、総型バイトの形状が5mm幅程度であればスローアウェイチップ化しやすいです。20~30mmになると難しくなります。 総型バイトのスローアウェイチップ化をご検討されている方は、一度ご相談ください。
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総型バイトを再研磨しても寸法が変わらないようにできますか
前逃げだけの設計であれば、可能です。
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ワーク図から総型バイトはつくれますか?
はい、ワーク形状が分かれば総型バイトの設計ができます。
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総型バイトへの追加工はできますか?
はい、追加工可能です。製品の寸法が一部変更になったときにも対応できます。
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総型バイトの張替えはできますか?
チップの張替えは可能です。シャンク製作の手間がなくなる分コストダウンできます。ただし、基準面を再度研磨するため、シャンク寸法はマイナスします。
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どのくらいの細い溝まで加工できますか?
角にR0.05は付いてしまいますが、幅0.2mmまで加工可能です。基本的に幅1に対して深さ1の1:1の割合の溝であれば加工可能です。
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総型バイトの公差はどのくらいですか?
当社で製造する総型バイトの公差は、形状によって異なりますが約±1μmまでの実績があります。 このような高精度の総型バイトは、製造も困難ですが、それ以上に品質保証も困難となります。 当社では高い品質保証を保つため、画像寸法測定器の設備も揃えております。 総型バイトについてご検討されている方は、ぜひご相談ください。
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総型バイトの再研磨は出来ますか?
はい、再研磨可能です。 総型バイトの再研磨には、①すくい面から追う方法と、②前逃げから追う方法があります。 ただし、①の場合は寸法がマイナスする場合もあり、②の場合はコストが高くなってしまう場合もあります。 当社では総型バイトの再研磨に関しても多数の実績がございますので、ぜひご相談ください。
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コーティングまでお願いしたいのですが、膜厚を考慮した寸法公差で総型バイトの製造をお願いしたいです。
当社では多種多様なコーティングに対応しております。 コーティングの種類については、「詳細はこちら」をクリックください。 コーティングの膜厚はコーティングの種類により変動がありますが、薄いものだと1~2μm、厚膜だと3~4μmになります。 当社では、コート膜厚分を考慮して工具製造いたしますので、コーティング後は狙い寸法通りの総型バイトの製造が可能です。 ご検討されている方は、ぜひご相談ください。
スローアウェイチップ
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海外製のインサートチップですが、仕入れることが出来なくなりました。御社で特殊製作することはできますか?
見本品があれば、製作可能かどうか、検討は出来ます。材質やコーティングは、類似品になります。
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スローアウェイチップにR0.01の追加工はできますか?
はい、可能です。R0.01の場合は目視では確認できないレベルにはなりますが、スローアウェイチップへの微細R加工にも対応いたします。
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サーメット製のスローアウェイチップの加工はできますか?
湿式プロファイル研削加工やCNC工具研削盤、工具研磨にて対応可能です。ロット数が多い量産品のスローアウェイチップの場合はCNC工具研削盤にて製作いたします。
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スローアウェイチップをR0.2からR0.3にしたいのですが、Rの修正は可能ですか?
はい、可能です。R0.2からR0.3にする場合は、取り代が少なくなりますので、技術的には難易度が上がります。そのため当社では、ダミーサンプルでのプログラム作成を繰り返すことで、高精度なスローアウェイチップのR修正にもお応えしております。
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スローアウェイチップにRの追加工は可能ですか?
はい、可能です。コーナーRの追加工や、フルRにしたい、欠けを防止するためのR追加工、4コーナーのRの追加工などのご相談を多くいただいております。
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端面アリ溝入れ用のスローアウェイチップに関して、最適な形状提案をいただきたいです。
アリ溝入れ加工用のチップに関しては、首部分の太さがポイントとしてあげられます。首部分があまりにも細いと折れてしまう恐れがありますので、そのような場合は当社から最適な工具や形状提案をいたします。
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ボールねじ用のねじ切りチップの製作はお願いできますか?
はい、対応可能です。ボールねじ用のねじ切りチップの製造実績も多数ございます。Rや面取りが付くことが多くなるため、その精度が必要となります。また深さ精度を出すことで、面取り精度も高くなるので、深さ精度を高めることもポイントの1つです。
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スローアウェイチップの再研磨は可能ですか?
傷み具合に寄りますが、対応可能です。ただし、刃先幅が狭くなるようなダウンサイジングや、チップ高さが低くなるようなマイナスが生じる可能性も高くなります。また、大きなカケやクラックがあるものは、再研磨後のトラブルにつながりますので、当社では新規でのスローアウェイチップの製作をお勧めしております。
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ロウ付工具をスローアウェイにしたいのですが、対応可能ですか?
ロウ付品の図面もしくは現品があれば、検討可能です。標準チップでは難しくても、特注のチップやホルダーを製作することで可能になる場合が多いです。まずは一度ご相談ください。
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ハイスのスローアウェイチップの製作は可能ですか?
可能です。図面がありましたら、お見積りいたします。
溝入れバイト
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溝入れバイトの上面の面粗度を良くしたいのですが、鏡面処理はお願いできますか?
バイト上面(すくい面)を鏡面処理することで、切り粉のはけがよくなり、ワークに対する面粗さが改善します。当社では、番手の高い砥石での鏡面処理や、さらに鏡面ショットマシン「SMAP」にて鏡面処理に対応いたします。
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ピン角になっている溝入れバイトにコーナーRを付けていただきたいのですが、お願いできますか?
はい、対応可能です。最小はR0.01のコーナーRから付けることができます。カケ防止の場合はRが大きすぎると溝の角部にRがついてしまいますので、なるべく小さいRを付けることをお勧めいたします。
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溝入れバイトにホーニング処理をお願いしたいです。
ホーニング処理にも対応可能です。通常だとR0.2~0.3でのホーニング処理を行うことが多くなります。溝入れチップにもホーニング処理を行いますので、ホーニング処理のことならお任せください。
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既存の溝入れバイトに対して、深さを微調整する修正をしたいです。
深さの微調整をする修正に関しては、当社でも多くご相談をいただいております。ただしバックテーパーが付いている溝入れバイトの場合は、溝が深くなると、その分首部分も細くなってしまいます。当社では、お客様のご要望をお伺いした上で、最適な工具形状のご提案をいたしますので、お気軽にご相談ください。
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適切な外径溝入れバイトの選び方はなんですか?
被削材の材質や工具へのコーティング、必要な精度によって適切な外径溝入れバイトは異なります。また加工の安定性を重視する際は、ブレーカーや表面粗さ等も考慮する必要があります。特殊超硬バイト 開発ラボでは、お客様のご要望を深くお伺いした上で、最適な超硬溝入れバイトをご提案いたします。
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外径溝入れバイトを製造する際のポイントを教えてください。
外径溝入れバイトを製造するポイントは、主に下記3つです。 ・精密部品よりも精度の高い刃物を製造する ・チッピング対策:欠けないようにするために、ホーニングやノーズRを付ける。 ・切り粉のはけをよくするために、ブレーカー形状を最適化&仕上げ面の表面精度をよくする
スロッターバイト
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スロッターバイトが欠けやすいのですが、何か方法がありますか?
カドRやホーニングをつけることで、スロッターバイトの欠けを防止します。
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既存のスロッターバイトを再研磨がしやすいように再設計が出来ますか?
はい、できます。 スロッターバイトは上下に動きながら加工する工具で、抵抗も大きくなるため一部ストレートランドを設ける工具となります。 ただし、ストレートランドの巾が大きいほど再研磨の回数が増えますが、切れ味が劣る傾向があります。 当社では、切れ味と再研磨の容易さを両立させた、最適なランド巾のスロッターバイトの設計提案をいたします。 ご検討の方は、ぜひご相談ください。
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スロッターバイトの公差はどのくらいですか?
当社で製造するスロッターバイトの公差は、形状によって異なりますが約±1μmまでの実績があります。 このような高精度のスロッターバイトは、製造も困難ですが、それ以上に品質保証も困難となります。 当社では高い品質保証を保つため、画像寸法測定器の設備も揃えております。 スロッターバイトについてご検討されている方は、ぜひご相談ください。
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スロッターバイトの巾修正はできますか?
はい、できます。巾修正はダウンサイジングが基本となるため、大きくしたい場合はスロッターバイトの新規製作となります。 当社ではスロッターバイトの実績も多数ございますので、ぜひご相談ください。
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スロッターバイトをスローアウェイ化できますか?
はい、可能です。当社ではスロッターバイトのスローアウェイ化に関する実績があります。 また、スローアウェイチップのホルダーも設計可能です。 ご検討されている方は、ぜひご相談ください。
切断刃
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上刃と下刃を重ねた切断カッターを、より精度を向上させて製造したいです。
当社では、すり合わせにより、図面の寸法に合わせるだけでなく、精密平面を得る手仕上げ作業を行うことがございます。 よりご使用いただきやすい仕様にて製造が可能です。 また、ハサミのように上刃と下刃を重ねた切断カッターを製造する場合、重ねたときにできる限り隙間がないように製造することが重要となります。 当社ではできる限り隙間がない状態で製造し、切断の精度を上げることが可能です。
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現状、刃先にコート膜厚がたまっており、切れ味の劣化などの問題で困っています。 この場合の対策方法はありますか?
コート厚を極力薄くし、コーティング炉の置き方を変更することにより、刃先の改善をした実績がございます。 状況をお伺いしながら改善提案をさせていただきますので、ご相談ください
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刃先へのコーティング膜厚はどのくらいまで可能でしょうか。
コーティングの膜厚はコーティングの種類により変動がありますが、薄いものだと1~2μm、厚膜だと3~4μmになります。
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カッター刃先にコーティングは可能でしょうか。
はい、コーティング可能です。 コーティングの種類については、「詳細はこちら」をクリックください。
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刃先のチッピングは、どのくらいの精度まで製造可能でしょうか。
カッターの材質や形状にもよりますが、当社では超硬カッターを2000番のダイヤモンド砥石で研磨して、チッピング3μm以下の実績がございます。 お客様のご要望に合わせて製作いたしますので、ご検討の方はご相談ください。
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現在ハイス製のカッターを使用し、ソルトバス焼き入れをしていますが、ソルトが詰まって困っています。 その他の改質処理として、何か処理をしていただけますか。
ハイス製のカッターはソルトバス焼き入れが主流となっておりますが、真空熱処理も可能です。 当社はソルトバス焼き入れと真空熱処理のどちらも対応しておりますので、お客様のお悩みやご要望に合わせてご提案いたします。
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厚さ0.3mmの薄いカッターは製造可能でしょうか。
はい、製造可能です。 当社では、超硬の場合は厚さ0.3mm、SK材では厚さ0.2mmのカッター製造が可能です。
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ワイヤー線を切断するためカッターを探していますが、製造可能でしょうか。
はい、製造可能です。 当社では、ワイヤー線、銅線などのカッター製造が可能です。
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丸刃の切断カッターの製造は可能でしょうか。
はい、製造可能です。 丸刃に関して、当社ではスリッターナイフ等の製造実績がございます。 鋭いシャープエッジ、高精度なRを付けて耐摩耗性向上など、切断用途に合わせて刃の切味の調整を行います。 お客様のご要望に合わせて製作をいたしますので、ぜひご相談ください。
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ビニールシートを切断するためのカッターの製造はできますか?
はい、製造可能です。 当社では過去に食品用パッケージビニールの切断刃を製造したことがございます。 事例詳細は「詳細はこちら」をクリックください。 また、丸刃の製造実績もございますので、ご検討の方はご相談ください。
ブレード
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全長700mmのセンタレスブレードの研磨は出来ますか?
700mmまでは可能です。それ以上は機械のストロークが足りなく、不可です。
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ロウ付ブレードは製作可能でしょうか。
はい、ロウ付ブレードの製作も可能です。 当社では過去にロウ付ブレードの製作をしました。先端に5ミリ厚の三角の超硬をシャンク挟み込みでロウ付けし、剛性アップをしております。 事例詳細は「詳細はこちら」クリックください。 ブレードの用途に合わせて最適な製作をいたします。ご検討されている方は、お問い合わせください。
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超硬製ブレードが適さない場合の被削材はどのようなものでしょうか。
工具の回転が上がらない場合、超硬製ではなくハイスの方が適しています。 また、被削材によっては超硬が欠けてしまう場合もございます。その際は、超硬ではなくハイス製ブレードにて対応する必要があります。
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ブレードの製作で、コーティングは可能でしょうか。また、コーティングにはどのような種類がありますか?
はい、コーティング可能です。 コーティングの種類については、「詳細はこちら」をクリックください。
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ブレードの製作を検討していますが、鏡面仕上げは可能でしょうか。
はい、可能です。 当社では過去に、複雑形状のブレード製作時に鏡面仕上げを行いました。 事例詳細は「詳細はこちら」をクリックください。
ロウ付
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ロウ付けの前にシャンクのフライス加工をお願いしたいのですが、対応いただけますか?
はい、対応可能です。当社では、ロウ付けの前加工としては、旋盤加工、シャンクのフライス加工や、チップへの追加工、などの前加工にも対応しております。前加工からロウ付け、さらに後工程の仕上げ加工まで、ワンストップで対応できるのが当社の強みです。
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ロウ付け後に、平面研磨など外寸仕上げ加工までお願いしたいのですが、対応可能でしょうか?
はい、対応可能です。当社では高精度な平面研削加工を行うスタッフが多数在籍しておりますので、ロウ付けから後工程の仕上げ加工まで、一貫してお任せください。
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市販超硬チップと加工済み母材のロウ付けのみのご対応はお願いできますか?
問題ございません。チップ合わせが適当になると、ロウ付けの際に隙間が生じやすくなり、ロウ付け後の追加工が必要になってしまいます。そのため、ロウ付け前にチップと母材の合わせ精度を確認し、当社からはロウ付け強度が上がる最適なクリアランス量をご提案いたします。
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メーカー廃盤になっているロウ付ボーリングカートリッジですが、現状使用しているロウ付チップを外して、再度新しいチップをロウ付して、研磨していただくことは可能ですか?
可能です。現品と数量がわかれば、御見積りをいたします。材質変更、コーティングも対応できます。
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台金にハイスをロウ付したバイトの製作は可能ですか?
可能です。熱処理したハイスはロウ付温度で焼きが戻ることがありますが、弊社では低温銀ロウを使用してロウ付温度管理をして、ロウ付後は1本ずつ硬度検査をしています。そのため、硬度不良がない製品を出荷いたします。
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台金にHSSをロウ付したお椀作製用のバイトの製作は可能ですか?
対応しておりません。
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ロウ付工具をスローアウェイにしたいのですが、対応可能ですか?
ロウ付品の図面もしくは現品があれば、検討可能です。標準チップでは難しくても、特注のチップやホルダーを製作することで可能になる場合が多いです。まずは一度ご相談ください。
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自社で製作したシャンクとチップをロウ付のみしていただくことは可能でしょうか?
対応可能です。弊社はバイトを一から製作していますが、ロウ付のみの受託加工も行っています。遠慮なくご連絡ください。
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ロウ材は何を使用していますか?
銀ロウです。低温用、高温用、サンドイッチと製品により使い分けています。
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アルミのロウ付はできますか?
対応していません。アルミの融点が低く、当社が取り扱うロウ材よりもはやく溶けてしまうためです。
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銅のロウ付は可能ですか?
可能です。銅のロウ付け部品や銅タングステン、銅にタングステンやモリブデンをロウ付、接点など、多数の実績があります。まずは1度お問い合わせください。
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ハイスのロウ付は可能ですか?
可能です。銀ロウ付にて行っています。熱が加わりますとハイスの硬度が低下するため、低温銀ロウとタッチパネルの設備設定により、ロウ付温度管理を徹底して行っています。ロウ付後は全数硬度検査を行い、硬度低下品は1本も外に出しません。
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セラミックのロウ付はできますか?
セラミックのロウ付は実績はありません。接着による研磨は可能です。
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サーメットをロウ付できますか?
サーメットのロウ付は多数実績があります。研磨も可能ですので、まずは1度お問合せください。
プロファイル研削
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複雑な形状の総型チップは成形可能ですか?
可能です。角度や溝が一部狭く、砥石が入らない等の場合は、ワイヤーカット等で別対応をすることで可能となる場合もあります。
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逃げ角度は何度まで付けられますか?
当社保有のプロファイル研削盤としては、前逃げ35°まで、横逃げ15°まで可能です。ただし別途治具を製作することで、それ以上の逃げ角度も対応可能です。
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セラミックスの加工は出来ますか?
アルミナやジルコニア等のセラミックスを加工した実績があります。
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R成形はどのくらいの長さまで可能ですか?
R成形に限らず総型成形全般に言えますが、プロファイル研削盤のストロークで可能なのは150ミリまでの長さとなります。それ以上の長さは平面研削盤で対応しています。
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多角形のチップは追加工可能ですか?
ホルダーがあれば可能です。他にも三角チップ、四角チップ、長方形チップ、ひし形チップ、五角形チップなどあらゆるチップを追加工している実績があります。
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Tスロットカッターなどの追加工成形は可能ですか?
可能です。幅、深さ、Rの変更や総型形状などの追加工成形に対応しています。
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チップのノーズRを大きく追加工をすることは出来ますか?
可能です。逆に小さくする場合はノーズRの他に一面を追い込むことで追加工することが可能です。
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サーメット材のプロファイル研削加工は可能ですか?
湿式での加工で対応可能です。サーメットは熱に弱く、かけやすく、他社ではプロファイル研削ができないケースが多くなっています。 しかし当社では、湿式プロファイル研削にすることで、研削熱の発生防止や、冷却効果、切り粉のはけ向上が期待できます。また当社では、砥石メーカーと独自に開発し、サーメット加工に適した特殊ボンドが使用された砥石を使用しておりますので、より高精度なサーメット材のプロファイル研削加工を行うことができます。
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最小でどのくらいの溝が加工出来ますか?
角にR0.05は付いてしまいますが、幅0.2まで加工可能です。基本的に幅1に対して深さ1の1:1の割合の溝であれば加工可能です。
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プロファイル研削加工では最大でどのくらいのサイズが出来ますか?
L470 x W30の加工実績があります。加工箇所の大きさや位置により対応可能か否かが決まります。
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プロファイル研削加工では最小でどのくらいサイズが出来ますか?
5ミリ程度の長さのものを加工した実績はあります。角物や丸物に限らずですが、形状以外の所で保持できるものであれば加工は可能となります。
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プロファイル研削加工では、どのくらいの精度が出せますか?
形状や材質にもよりますが、±1μmの対応可能です。
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プロファイル研削盤での円筒加工はどのくらいの大きさが出来ますか?
全長は300まで、径はφ200まで加工可能です。また最小サイズとしては加工長さ+5mmつかみ代があれば可能です。
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角のRは最小で何Rで出来ますか?
内RはR0.05まで、外RはR0.01まで対応可能です。内Rに関しては、さらに小さいRも砥石成形をすることで対応可能です。
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投影図はどのように書いていますか?
CADを用いて、高精度オンラインプロッターにて精度よく作図しています。
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ワイヤーガイドの最小Φはどれくらいですか?
0.06Φの実績がございます。深さや砥石の成形次第では、それ以下でも対応可能です。
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プロファイル研削で幅0.2mmの溝加工はできますか?
はい、0.2mm幅の溝加工は問題なく対応可能ですが、深さも0.2mmまでとなっております。
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形状公差がかなり厳しい円筒研磨ですが、プロファイル研削加工可能でしょうか?
±5μm以内なら問題ありません。それ以上厳しい場合は、検査方法を御打合せして行っています。実績としては2μm以内の形状公差まで抑えたこともございますので、ぜひご相談ください。
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プロファイル研削盤の総型円筒研削の加工最大外径はいくつですか?
外径はΦ100、長さは250L~300Lです。
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プロファイル研削盤の加工可能最大寸法はいくつですか?
縦横400mm 研磨高さは150mmです。
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プロファイル研削盤で湿式研削ができますか?
対応可能です。業界ではほとんどが乾式研削のプロファイル研削盤ですが、弊社では、6台が湿式仕様(うち1台はBIX-マイクロファインバブル発生装置-)です。研削液を掛けることにより、刃先の研削ダメージを抑え、砥石の摩耗を抑えられ、加工時間も短くできます。
平面研削
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全長700mmのセンタレスブレードの研磨は出来ますか?
700mmまでは可能です。それ以上は機械のストロークが足りなく、不可です。
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0.25mm厚のSK材の平面研削はできますか?
はい、問題なく対応可能です。実際に弊社でもSK材で0.25mm厚の平面研削を行った製品実績がございます。また当社では0.2mmまでの薄板の高精度平面研削に対応しております。現場の若手作業者が工夫を凝らし、精密な平面研削を実現しておりますので、ぜひお問い合わせください。
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CBNの平面研削はできますか?
CBNの研磨も実績ございますので、ご相談ください。
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平面研削盤の幾何公差はどのくらいまで可能ですか?
平行度・平面度・直角度0.001以下の実績があります。
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平面研削盤の表面粗さはどのくらいまで可能ですか?
超硬合金でRa0.005の実績があります。
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平面研削盤の角度精度はどのくらいですか?
材質や大きさ、形状にもよりますが、角度公差で±1′の実績はあります。事前にお客様との比較測定、測定方法の確認が必要です。
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平面研削盤の寸法精度はどのくらいですか?
材質や大きさ、形状にもよりますが、厚み公差で±0.5μmの実績はあります。事前にお客様との比較測定、測定方法の確認が必要です。
再研磨
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再研磨+再コートできますか?
はい、できます。近年では、当社でも回転工具の再研磨+コーティングのご依頼が多くなっています。
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総型バイトの再研磨はできますか?
バイトによりますが、すくい面を研削することで再研磨可能です。一部の工具では、工具前方からの再研磨が必要になる場合がありますが、費用が高くなってしまうこともありますので、その際は事前にご相談させていただきます。
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V溝のマグネットチャックの再研磨はできますか?
はい、できます。形状に関しては、V溝、R溝、U溝など、様々な形状の部品の再研磨に対応しております。
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ローリングセンターの再研磨はできますか?
はい、万能円筒研削盤にて対応可能です。先端が回転してしまうので、なかなか再研磨屋さんでも対応が困難な製品ですが、当社では様々な工夫を凝らすことで対応可能となっております。
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スローアウェイチップの再研磨は可能ですか?
傷み具合に寄りますが、対応可能です。ただし、刃先幅が狭くなるようなダウンサイジングや、チップ高さが低くなるようなマイナスが生じる可能性も高くなります。また、大きなカケやクラックがあるものは、再研磨後のトラブルにつながりますので、当社では新規でのスローアウェイチップの製作をお勧めしております。
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熱処理されたV溝ブロックが磨耗してしまいました。この再研磨をお願いできますか?
はい、できます。SKD11、SKS3などの金型鋼を中心に、熱処理材であっても再研磨可能です。
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印刷物をカッティングマシンでカットしているカッターがあるのですが、こちらも再研磨できますか?
はい、できます。カッティングマシンのサンプルカッターの再研磨など、当社では多数の再研磨実績がございます。
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バリ取り工具の再研磨はできますか?
はい、できます。市場には非常に高価なバリ取り工具も出回っていますが、そうした工具は再研磨をすることで工具費用の削減につなげることができます。
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再研磨品も再度コーティングを掛けられますか?
再コートできます。ただし、超硬品は1回目のコートが残っていても、上塗りになります。ハイス品は脱膜して再コート可能です。
改質処理
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パーカーライジング処理とはどのようなものですか?
パーカーライジング処理とは、化成処理と呼ばれる表面処理の一種です。 パーカー処理・リン酸塩被膜処理と呼ばれれることもあります。 目的は防錆力だけでなく、耐摩耗性の向上が得られるという特徴があります。また、密着性が良くなることから、塗装の下地に使われる前処理でもあります。処理温度は100℃以下で、材質に物理的変化を与えません。見た目は、灰黒色に仕上がります。
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重切削で、コーティングが剝がれやすいです。被膜が強いものはありますか?
コーティングの強さは、施行前の洗浄に大きく左右されると言われていますが、それだけではなく、コーティングをする面に鏡面ラップを施し、つるつるにすることにより密着度を上げることができます。 また、コーティング後に更にもう一度鏡面ラップをすることにより、剝がれにくくなります。
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ノギス ケガキ に使用するスクライバーの表面処理は可能でしょうか。また、先端に超硬をロウ付できたらと考えていますが、超硬以外の材質だと何が良いでしょうか。
可能です。硬度はHRA91.5での対応になります。 表面処理の目的によりますが、超硬部研磨を施しているため、メッキはお勧めできません。錆止めがしたい場合だと、一般的には黒染処理をおこないます。 お客様の目的に応じて適切な表面処理方法をご提案させていただければと思いますので、まずは詳細をご相談ください。
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微小ホーニングは可能ですか?
対応可能です。刃先を0.01~0.02Rにする、微小ホーニングが可能です。ホーニング処理を施すことで、工具寿命の延命に貢献します。
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工具の錆止めとして、良い表面処理はありますか?
黒染めやレイデント処理を推奨いたしますが、完全に錆びないわけではありません。
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再研磨品も再度コーティング可能ですか?
再コート可能です。超硬品は1回目のコートが残っていても、上塗りになり、ハイス品は脱幕して再コート対応になります。
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コーティングの膜厚はどのくらいですか?
コーティングの種類にもよりますが、寸法が厳しい製品は薄膜で0.001mm、寿命重視の製品は厚膜で0.003mmです。
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コーティングも対応可能ですか?
対応可能です。多数のコーティングメーカー様と取引があり、用途に合ったコーティングを選定しています。また、コーティング後の品質保証も万全に行っています。
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ローリングセンターが摩耗してきたのですが、再研磨は可能ですか?
対応可能です。ローリングセンターは本体と先端部がベアリングにより別々に動くため、固定が難しいことから再研磨は難しいのではと考えている方も多いですが、たいていは再研磨できます。まずはご相談頂き、メーカー、型番をご共有ください。
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プロファイル研磨後にラップ加工は可能ですか?
対応可能です。複雑な形状でも対応しています。
設計提案・加工
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海外製のインサートチップですが、仕入れることが出来なくなりました。御社で特殊製作することはできますか?
見本品があれば、製作可能かどうか、検討は出来ます。材質やコーティングは、類似品になります。
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超硬のセンタリングツールが使い始めにかけてしまいますが、防ぐ方法はありますか?鉄を削っています。
かける原因が何かですが、ホーニングを施すことにやって、改善される場合は多いです。具体的な事例があれば、ぜひご相談ください。
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こんにゃく芋用の粉砕刃は製造可能でしょうか?
はい、可能です。 当社では過去にこんにゃく芋用の粉砕刃を製作した事例があります。 また、その他にも野菜を細かくみじん切りにする超硬ロウ付カッターも製作事例がございます。食品用のため、ステンレスを採用し錆びにくい仕様としております。 事例については「詳細はこちら」をクリックください。
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組み合わせバイトできますか?
はい、できます。 当社では、組み合わせバイトのピッチ公差±0.01の実績もございます。 ご検討されている方は、当社までご相談ください。
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台金にハイスをロウ付したバイトの製作は可能ですか?
可能です。熱処理したハイスはロウ付温度で焼きが戻ることがありますが、弊社では低温銀ロウを使用してロウ付温度管理をして、ロウ付後は1本ずつ硬度検査をしています。そのため、硬度不良がない製品を出荷いたします。
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台金にHSSをロウ付したお椀作製用のバイトの製作は可能ですか?
対応しておりません。
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斜線部(付刃)はSKH51、母材はS45Cのハイス付け刃カッターの加工は可能ですか?
対応可能です。
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全長600mmの1枚もの超硬センタレスブレードのチップ張替えはお願いできますか?
超硬が長すぎるため製作は不可です。全長が長い場合であっても、ロウ付けは可能ですが、弊社とお付き合いのある超硬メーカーでは最長385Lまでの超硬が製造可能となります。 そのため、600L以上の超硬ブレードのチップ張替えを検討されている方には、弊社では300L程度のブレード2枚の張り合わせへの変更提案を行っております。張り合わせに変更することで、コスト的にメリットがある場合もあります。まずは一度ご相談ください。
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鋼材を専用旋盤で削っています。刃の摩耗が早いのですが、超硬でP01より硬い材料はないのでしょうか?
P01より硬い材料はあるものの、弊社ではお客様にはご提案はしておりません。 P01より硬い材料としてはBL合金があげられます。BL合金とは、バインダレス合金のことで、バインダーとして使用されているコバルトを少なくしている合金のことです。ただ、欠けやすいため切削には不向きであり、研磨も難しいことから推奨していません。
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段付きドリルの製作は可能ですか?
製作した実績はありますが、円筒研削盤の生産能力が限られているため対応が難しい場合もあります。まずは1度ご相談ください。
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サイドカッターの製作は可能ですか?
刃切りをする設備がないため、対応しておりません。
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エンドミルの製作は可能ですか?
総型エンドミルであれば対応可能です。
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高価な超硬防振バーが折れてしまいました。修理は可能ですか?
対応可能です。折損部をVカットし、新しい超硬丸棒をロウ付することで、再度使用することが可能となります。お気軽にご相談ください。
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スチール製のボーリングバーで加工していますが、ビビりが発生します。防ぐ方法はないでしょうか?
鋼制のホルダーの先端をVカットで落とし、超硬丸棒をロウ付することで防振バーの役割を果たし、ビビりが大きく低減できます。
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バイトホルダーの追加工は可能ですか?
対応可能です。バイトホルダーやカッターホルダーは焼入れ硬度がHRC45前後のため、切削加工が可能となります。お気軽にご相談ください。
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アーバーの軸に超硬をつけて再生することはできますか?
軸製品であれば、ロウ付でなく、溶射や硬質クロムメッキでの再生を推奨しています。詳しくご説明させていただきますので、まずは一度ご相談ください。
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超硬部品にネジは立てられますか?
対応可能です。超硬に直接立てる直タップ、あるいは、ネジ部分にスチールをロウ付してネジを立てる、といった2つの方法があります。
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工具に印字ができますか?
対応可能です。レーザーマーキングのサービスを行っています。材質、図番、製番、製造年月等ご要望があれば、印字可能ですので、ご相談ください。
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硬質クロムメッキや溶射も対応可能ですか?
加工は可能です。
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ハイスのスローアウェイチップの製作は可能ですか?
可能です。図面がありましたら、お見積りいたします。
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放電加工や治具研削加工はコストがかかります。焼入れ後のフライス加工はできますか?
SKD11 HRC60 の穴仕上げ加工、溝巾仕上げ加工は実績があります。
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ベアリングの外径に溝加工は可能ですか?
対応可能です。ベアリングの外径を固定するのが難しく、加工難易度も高い加工です。単純な各溝やR形状、複合総型形状も可能です。
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ヘールバイト(鍛造バイト)の製作は可能ですか?
現在は、鍛造バイト(火づくりバイト)の製作は行っていません。鍛造加工ではなく、フライス加工でのヘールバイトの製作実績はあります。
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ワーク図のみで工具の設計は可能ですか?
お客様により切削方法が異なるためワーク図のみでの工具設計は難しいです。ワーク材質、機械、切削条件などもご共有いただけましたら、工具形状の提案は可能です。
その他・サイトについて
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全数検査は可能ですか?
最終検査は通常抜き打ちで行っています。ロット番号付きの全数検査や、特別の検査を希望される場合は、お見積りの段階でご相談ください。
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検査体制はどのようになっていますか?
工程ごとの寸法検査、出荷前の最終検査をおこなっています。また、充実した検査器具を用い、寸法だけでなく、幾何公差、刃先のチッピングも責任もって検査しています。
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BL合金とは何ですか?
バインダーレス合金です。通常、超硬合金は結合剤であるコバルトでタングステンを固めて合金にしますが、そのコバルトを極力減らした合金です。結合剤がないため、通常の超硬合金より固くなりますが、結合度が弱いため、とても欠けやすいです。小型旋盤用のバイトや耐摩耗部品で実績があります。HRA95もあります。
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ハイスの焼入れ刃物で、最高硬度はどのくらいですか?
粉末ハイスでHRC69です。
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ワイヤーカットの加工可能最大寸法はいくつですか?
縦横570mmX470mm 高さは150mmです。
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ワイヤーガイドの最小溝Rはどのくらいですか?
0.02Rの実績があります。
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加工最小Rはどのくらいですか?
ノーズR0.02の実績があります。
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薄板の刃物はどのくらいまで可能ですか?
0.25X20X50の超硬ナイフの実績があります。
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納期はどのくらいかかりますか?
製品によりますが、超硬ロウ付品は30~40日間、再研磨・追加工品は15日間、量産品は90日間です。短納期をご希望の場合は、相談のうえお伝えさせていただきます。
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図面が無くても、見積りはできますか?
可能です。ポンチ絵や写真、使用方法などをご共有ください。
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量産品の依頼も可能ですか?
ボリュームによって、量産品も可能です。まずは一度ご相談いただき、条件を確認したうえでご提案させていただきます。
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海外製の機付工具の製作は可能でしょうか?
現品があれば可能です。現品を測定し、図面化することで製作いたします。製作に用いる材質等は相談のうえご提案させていただきます。
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数量はいくつから対応可能でしょうか?
試作、テスト品など1個から対応可能です。まずは1度、ご相談ください。