技術提案事例

センタレスブレードへの1枚物長尺チップのロウ付を、チップ分割することでコストダウン!

こちらは、高難度&高コストだった、センタレスブレードへの1枚物長尺チップのロウ付を、チップ分割して短くすることで、コストダウン&納期短縮を実現した、ロウ付に関する技術提案事例です。

長尺チップの1枚物のロウ付は高難度&高コスト...。

今回のお客様からは、センタレスブレードへの1枚物のチップのロウ付依頼を受けていました。ただし、この1枚物のチップが長尺チップとなっており、ロウ付時にクラックが発生しがちとなっていました。

 

長尺チップの1枚物のロウ付となると、もちろんチップ自体の単価も高くなり、ロウ付工程自体も難易度が高くなるため、作業コストも高くなってしまいます。さらに長尺チップは熱処理工程も難易度が高くなってしまい、これもコストアップの要因となってしまいます。

 

さらに、そもそものロウ付難易度が高いため、コスト面だけでなく、納期面でもお客様に確定納期をお伝えすることが困難となっていました。もちろん超硬チップメーカーの製造も難しくなっていたため、長尺チップでは多くのデメリットが発生している状況でした。

チップを分割&短くするように変更!

そこで当社からは、お客様の工具使用状況を鑑みた上で、チップを2,3枚に分けて、1枚の長さを短くするように提案いたしました。

 

チップを短くすることで、長尺チップで課題だったクラック発生率を抑えることができ、精度の高いチップロウ付ができるようになりました。またチップ自体の体積も抑えることができるようになり、コスト削減につながりました。

 

また、コスト以外の課題であった納期に関しても、長尺チップから短い分割チップにすることでメーカー製造納期も短縮され、お客様に確定納期をお伝えできるようになりました。

Point

センタレスブレードへのロウ付では、どうしてもお客様のみで設計してしまうと、あまり現実的ではない長尺チップでのロウ付でご依頼いただく場合もございます。しかし当社は、ロウ付専用の設備体制を整えており、ロウ付に関する様々なノウハウもございます。そんな当社だからこそ、お客様の工具の使用状況に応じて、最適な工具提案やロウ付提案をすることができるのです。