工具開発事例

ブローチ刃

ブローチ刃
ブローチ
SKH4
SKS3
機械部品
±0.015
ソルトバス焼入れ

■ブローチ盤で使用する精密総形工具
 荒加工から仕上げまで、工作物を少しずつ切削しながら1回の引き抜きで所定寸法まで一気に加工することが可能なため効率がよく、精度が高い また量産部品向きの工具

 

<刃物特性>
 刃先先端から使用し、削ぐように使用する工具
 そのため形状は先端から徐々に広がっていく設計

 

<加工ポイント>
1) 複雑形状のためプロファイル研削盤が威力を発揮する
2) 形状加工は角度が強いため形状部の確認は上面反射を利用して加工を行う
3) 刃先の剛性を保つため、側面の逃げ角は2番角と3番角に分け、特に2番角のランド幅を正確につけるため0.001単位で調整を行い仕上げる
4) ワークの溝を5か所同時に加工するため、それぞれの溝に合わせ大小5つの刃を施している
5) さらに高精度に仕上げるため、切り粉はけ機能を追加!

 

・特殊超硬バイト開発ラボとは?
特殊形状に応えるべく、様々な設備を自社保有しています。また、お客様のご要望にお応えすべく、様々な開発試作を行っております。
そんなお客様との技術セッションを通じて、特殊な刃物の開発実績を多数有しております。超硬刃の加工に関しても、様々な業界に向けて製作してきた工具製造のノウハウを活かすことで、「当社にしかできない」超硬バイトの製造をすることができます。
特殊超硬工具の開発・製作のことなら、特殊超硬バイト開発ラボまでお任せください!