工具開発事例

両頭内径溝入れバイト

両頭内径溝入れバイト
両頭内径溝入れバイト
A1
電気部品
±0.01

■両頭内径溝入れバイト
 一本の素材の両端を加工刃とした両頭の内径溝入れバイトです。

 

<刃物特性>
 非鉄金属の部品の内径溝入れを行う切削バイト。両頭使いの刃物として経済的。首部は剛性を持たせるため、特殊な卵型形状(楕円形状)、しかも根元はR3にして、折損対策を万全にした設計をしています。そして、その精度を担保するため、巾公差±0.005㎜で寸法維持することで再現性を確保しています。

 

<加工ポイント>
1) 両頭の再現性を担保するため、中心軸との同軸度を±0.015で仕上げ
2) 首部は特殊なポリゴン加工で、卵型(楕円)に研磨
3) 首根本を、R3で凹コンタリング円筒加工し、剛性を維持(折れ防止)
4) 内径加工用に逃げ角を3段階で設置し、確実な逃げと剛性を両立

 

・特殊超硬バイト開発ラボとは?
特殊形状に応えるべく、様々な設備を自社保有しています。また、お客様のご要望にお応えすべく、様々な開発試作を行っております。
そんなお客様との技術セッションを通じて、特殊な刃物の開発実績を多数有しております。超硬刃の加工に関しても、様々な業界に向けて製作してきた工具製造のノウハウを活かすことで、「当社にしかできない」超硬バイトの製造をすることができます。

 

特殊超硬工具の開発・製作のことなら、特殊超硬バイト開発ラボまでお任せください!