第6世代☆拡張型 デジタルマイクロスコープ VHX-X1
☆この度、次世代 新型マイクロスコープを導入いたしました☆
第4世代と呼ばれる 以前から使用していました、デジタルマイクロスコープ VHX-6000もとても素晴らしい機種でしたが、今回、更に進化した、キーエンス製 VHX-X1 を新たに導入!!
第6世代 拡張型マイクロスコープの進化した機能を簡単にご紹介します☆
お客様のお困りごとの解決に、今まで以上に更に一歩近づきます!!
「デジタルマイクロスコープ VHX-X1」の特長
①高解像度観察
4Kデジタルマイクロスコープによる高解像観察で今まで見られなかった世界が可視化。
いままででは、見逃してしまいそうな刃先の微小なチッピングも容易に発見できます。
もちろん2000倍まで拡大可能!!
超硬切断刃の刃先を1000倍にて観察している様子
②ディープコントラスト
ボタンを押すと多方向から照明を照射し、各画像の変位を解析することで、今までの通常観察では見えていなかった、数ミクロンの凹凸も鮮明に観察が可能です。
いままででは、気が付かなかった工具の傷や模様も簡単に確認できます。
また、段差のあるワークも、フォーカスが追随し、リアルタイムでピントが合い続け、観たい場所を選ぶだけで常にフルフォーカスします。
レンズの焦点深度が深いため、スクイ角の強いバイトも、1発で全体形状を測定・観察することができます。
また、深度合成をかけ、画像連結を行えば、段差が大きいワークも、1平面上で表すことができます。
③三次元計測・粗さ計測にも対応
マイクロスコープでありながら3D計測にも対応可能。
非接触による測定で、傷をつけない粗さ測定&スタイラスの入らない細かい形状でも正確に測定!!
Ra,Saといった各種計測項目にも対応。
Φ0.03以下の溝測定
Φ0.03以下の溝形状の測定も可能です。通常溝形状の測定は、溝を直角に立てて、投影機か画像測定器での測定が一般的です。形状は工具の端面からしか測定することができません。また、Φ0.05以下になってきますと正確に測るのが困難になります。
それらの測定器にはない、マイクロスコープならではの利点は、3D画像測定により、溝の入り口・中間・出口といったように、輪切りで測定できるところです。レンズの倍率を上げていけば、かなり細かな形状の3D画像測定が可能です。
細い溝の表面粗さ
2000倍のレンズで表面の凹凸を測定して、表面粗さを測定することも可能です。通常の粗さ計のスタイラスが入らない小さな溝やくぼみの粗さを測ることが可能です。
④リプレイ機能で属人性のない解析
マイクロスコープ内で写真を撮影しておけば、現品が無くても、後日、測定を忘れた箇所も再度測定可能です。
また、照明・倍率・計測機能を複雑に用いて再現が難しくなっても、クイックリプレイ機能で、ワンクリックで測定を自動化出来ます。「いつでも」「誰でも」同じ条件の再現が可能になります。
⑤20~2000倍を1本のレンズでカバー
100倍ズーム比を1本のレンズで賄いながら、サーチライティング機能で、明視野・暗視野・ミックス光等多岐に渡る照明で最適な見え方を実現!
⑥国家標準につながるトレーサビリティ体系図に準拠
加工した製品の低倍率から高倍率まで、測定精度保証が可能です。
特殊超硬バイト開発ラボでは、その他にも精密な測定器を保有しており、最終検査はもちろんのこと、いろいろなデーター取りをする製品開発的な仕事も請け負っております。
特殊工具の開発・製作のことなら、特殊超硬バイト開発ラボまでお任せください!
「デジタルマイクロスコープ VHX-6000」を動画でご紹介!
◆動画解説
刃先のR形状測定、チッピング測定、深度合成、深度測定、輪郭測定、粗さ測定、様々なワークの測定を行っております。