工具開発事例

アリ溝入れチップ

アリ溝入れチップ
スローアウェイチップ
切削工具用超硬 K種
エレクトロニクス
±0.02
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■特殊形状の溝加工用フォームドチップ
 電気部品の複雑な溝形状(アリ溝)を加工するフォームドチップです。

 

<刃物特性>
 市販のチップを追加工することで、複雑な溝形状の加工を実現しています。プロファイル研削盤の細い砥石にて、高精度に仕上げております。
アリ溝という形状は、刃先が太く付け根が細いという折れやすい形状をしているため、剛性を維持するための工夫を施しています。

 

<加工ポイント>
1) 先端Rを高精度で且つ均一で仕上げ、折れに繋がる応力集中を防止
2) アリ溝の特徴となる細首部の幅精度を±0.02にて仕上げ
3) 刃物の逃げ面と被削材の摩擦をさけ、3段階で逃げ角を設置、剛性を維持
4) 既存の市販チップ改造による「高機能化」改造

 

・特殊超硬バイト開発ラボとは?
特殊形状に応えるべく、様々な設備を自社保有しています。また、お客様のご要望にお応えすべく、様々な開発試作を行っております。
そんなお客様との技術セッションを通じて、特殊な刃物の開発実績を多数有しております。超硬刃の加工に関しても、様々な業界に向けて製作してきた工具製造のノウハウを活かすことで、「当社にしかできない」超硬バイトの製造をすることができます。
特殊超硬工具の開発・製作のことなら、特殊超硬バイト開発ラボまでお任せください!