工具開発事例

端面溝総型バイト

端面溝総型バイト
端面溝総型バイト
K10/S45C
軽金属
電気
±0.005

■超硬ロウ付け 特殊端面内径溝の総型加工バイト
 軽金属の円柱部品の端面内径の特殊形状の溝を一発加工する総型バイト

 

<刃物特性>
軽金属の溝を仕上げるため、超硬K10を採用。内径端面という条件の悪さと溝形状公差が厳しいため、ロウ付の総型バイトを設計。内径の干渉を避けるため、シャンク基準面より刃先を外に出しています。また、アゴをもたせ、強度UPしています。キリコの排出を良くするため、20°という強いすくい角と切れ味を良くするため15°の強い逃げ角にしています。被削材がアルミ加工の場合は、鏡面研磨で対応しています。

 

<加工ポイント>
1) 内径端面溝の寸法精度が厳しいため、プロファイル研削盤で総型形状を精度よく研磨。
2) 刃物剛性を強くするため、あご付ロウ付総型バイト。
3) 鏡面研磨にも対応可能。

 

・特殊超硬バイト開発ラボとは?
特殊形状に応えるべく、様々な設備を自社保有しています。また、お客様のご要望にお応えすべく、様々な開発試作を行っております。
そんなお客様との技術セッションを通じて、特殊な刃物の開発実績を多数有しております。超硬刃の加工に関しても、様々な業界に向けて製作してきた工具製造のノウハウを活かすことで、「当社にしかできない」超硬バイトの製造をすることができます。
特殊超硬工具の開発・製作のことなら、特殊超硬バイト開発ラボまでお任せください!